...主の和らぎの福音を説かんことを(哥林多後書五章十八節以下)...
内村鑑三 「聖書の読方」
...この深い和らぎの中に...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...憤怒今より和らぎて其激しさを減らす時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一緒に旅をして狭い船へでも乗った時のように和らぎあっていた...
徳田秋声 「黴」
...額には仄かな和らぎの色が浮んでいました...
豊島与志雄 「古木」
...多少心が和らぎはしたけれど...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...深い和らぎの色に突然輝かされた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...男は頬骨の張った赤黒い顔に――僕はその時初めて彼の顔を見たのであるが――人なつっこい和らぎを浮べて...
豊島与志雄 「道連」
...目に見えない位の微(かす)かな和らぎが忽ち顔中に拡がったと思うと...
中島敦 「虎狩」
...言行和らぎて温順なるは婦人の特色にして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...交際いよいよ広ければ人情いよいよ和らぎ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...神とも世とも和らぎながら暮すべきはずの時代からです...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...神とも世とも和らぎながら人となって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...すっかり禿(は)げ上った白髪を総髪に垂らして、額(ひたい)に年の波、鼻隆(たか)く、褪(あ)せた唇元(くちもと)に、和らぎのある、上品な、六十あまりの老人だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...和らぎに充たされた若者の面上には...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...和らぎに見えるのだった...
横光利一 「旅愁」
...和らぎを感じたが...
横光利一 「旅愁」
...しかしわれわれの心が和らぎと休息とを求めている時には...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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