...三面協和するに非ざれば吾人の生活は遂に全きを得ない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...從來如何ともす可からざる對照として儼存せしものは容易に融和する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...私はそのために別項で強調した説明技術の重要性に関する主張をいささかでも緩和する気持ちはない...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...手古奈は茅屋の主人としても井戸端の主人としても能く調和する...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...併し恋愛は既に進化して男性及び女性の諸性質を調和するに必須なる要素となつた...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...酸味は――酢物は酒としつくり調和する...
種田山頭火 「其中日記」
...わしらの自慢を緩和するために...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...これに相和する野坡のパートにはほとんど常に低音で弱い感じが支配しているように思われる...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...どうやらその反美濃部主義を緩和することに「政治的」(!)興味を覚えて来たのではないか...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...家族制度は問題の困難を緩和するために存在するように見えるのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...互いに相融和するに至らば...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...和するというのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...名を捨てることによって時代の人心を緩和する...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかなる讐敵にても必ず相和するのみならず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...とにかく指導者の人は山田先生のお弟子さんでありケイコのはじめには宮城をよう拝し公演開幕の前には「国民の誓い」を唱和する式でそれも腹からまじめにやっている人が多いのです私はそれを信じよろこび勇んで先頭に立って働いたそれに劇団の中だけには自由で進歩的な空気があったそして何よりもそこにはまだ芸術らしいものが有ったのです...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...滝がそれらと和する響きを作っているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...頂上の威嚴を緩和する如く...
吉江喬松 「山岳美觀」
...統合一和するにあって...
吉川英治 「新書太閤記」
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