...胃の腑に味覚ができて舌の知らない味を味わい得たと思うほど快く感じた...
有島武郎 「或る女」
...之(これ)によって自然の限りなく巧妙なはたらきを味わい知るということは...
石原純 「ガリレオ・ガリレイ」
...その与える快楽が到底男性から味わい得るくらいの比ではない...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...治兵衛の顔にも能の面に似た一種の味わいはあるけれども...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...尤もほんとうに絵を味わい楽しむためには...
寺田寅彦 「二科会展覧会雑感」
...いっしょに過ごす最後の日々をできるだけ味わいつくそうともしないで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私らは奥様がもてなすメロンやココアを味わいながら...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...音の無い音楽の魅力を味わいました...
三浦環 「お蝶夫人」
...スノーははげしい苦しみを味わいました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...メグはかねての望みがかなえられた満足を味わい...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...尽きぬ味わいがある...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...わたしは生れ故郷の味わいにあんまり恋々(れんれん)としていない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...気の合った愉快な交際の味わいというものは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...味わいよく調理された食物を意味するのと同じである...
柳宗悦 「工藝の道」
...この一個すでに使い古して味わい極めてよく...
柳宗悦 「工藝の道」
...郷土的薫(かお)り、地方的彩り、このことこそは工藝に幾多の種を加え、味わいを添える、天然に従順なるものは、天然の愛を享(う)ける...
柳宗悦 「民藝四十年」
...もう歪みの味わいは破れる...
柳宗悦 「民藝四十年」
...四月初めの微風を駒のうえに味わいながら...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
