...必ず彼の思ふ通りの反応を呈するのに違ひない...
芥川龍之介 「あばばばば」
...半ばは植物の法則にしたがった一種の間(あい)の子(こ)の産物の状態を呈する...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...舞台一面に乱闘の観を呈する...
林不忘 「安重根」
...牛はおいらんの笄(こうがい)みたいな観を呈する...
谷譲次 「踊る地平線」
...東京市内の堀割の中(うち)にて最も偉大なる壮観を呈する処となす...
永井荷風 「日和下駄」
...それが今日の原子爆弾とは全く別物の観を呈する兵器として現われる可能性を予期しなくてはならぬ...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...ここで貴方に献呈するこの本の諸ページに種々の事実が豊富に示されている...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...モンテ・カルロ海浜倶楽部(ビーチ・クラブ)がその婦人に祝品を贈呈したとか贈呈するところだとか...
久生十蘭 「黒い手帳」
...港の様相を一変する壮観を呈するだろう...
火野葦平 「花と龍」
...我が国政治上に関しても大なる便益を呈することならん...
福沢諭吉 「学問の独立」
...挿絵が気に入つたと云つていつまでも龍吉君はそれを手から離さぬので進呈する...
牧野信一 「五月六日」
...真紫に輝く見るも鮮やかな幻色を呈するのだ...
牧野信一 「冬日抄」
...葉は質が鈍厚で表面は緑色を呈するが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...他の禾本類多くは草状を成すに反して独り前述の状態を呈するは竹類の特性というべきなり...
牧野富太郎 「植物記」
...農業主義によって供給は絶えず十分にあるという外観を呈するところから生ずる誤りや...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...現代なる四分法をとるかの如き外觀を呈するに至るといふことが起るのである...
三木清 「歴史哲學」
...津軽玄意の名を以て歎願書を呈することにした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一般人が輕々しくこれを自負するとすれば弱體を露呈するの虞なしとせぬ...
山浦貫一 「新憲法の解説」
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