...否、彼らはいちように起って答えるに違いない、まったくべつべつな答を...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...背中全体で栄介を拒否しているように感じられた...
梅崎春生 「狂い凧」
...攫(さら)われた子供の安否は急を告げている...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...否(いな)み難くなって来るのであった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...それを正確にし得るか否かを見ようと思う...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...否寧ろ、北支はこの日満側からする要求によって、日満側にその資源と企業地盤と市場と駐屯地と植民圏とを提供することによって、却って初めて開発されることになるのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...或る一定の自由を積極的に否定したり...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ときどき彼は人を遣(つか)わして蘇武の安否を問わせ...
中島敦 「李陵」
...否幼稚なればこそ真摯...
中野秀人 「第四階級の文学」
...自己否定を他に竢(ま)たなければならない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...侵略を否定する国である...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...抛棄することが果して正義の精神に合致するや否やは...
浜尾四郎 「正義」
...否さながらの貴公子である...
平出修 「瘢痕」
...悉くが否定と「あやふや」と...
牧野信一 「毒気」
...「ひとが周囲の対象を認めるや否や...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...好んで戲文と呼ばるる文章のかへつて沈痛悲壯の調を帶べる事具眼の士の到底否み難き事實ならずや...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...もう一(ひ)ト方(かた)の御台所(みだいどころ)(登子(とうこ))のご安否は...
吉川英治 「私本太平記」
...異変のある筈がございませぬ」啓之助が否定した...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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