...要するに逃げながら吠える犬のさもしさに過ぎない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...別荘の人々には外で番をして吠える声が聞えるのである...
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 森鴎外訳 「犬」
...時あって怒って吠える時には...
中里介山 「大菩薩峠」
...外でムクの吠える声がしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ついに吠えることをしませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...その吠える声によって暗示される何者かの来訪...
中里介山 「大菩薩峠」
...十三犬の吠える声を聞いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...桑畑から田から堀の岸を頬白が向の岸へ飛んでなくなるまでは吠える...
長塚節 「太十と其犬」
...僕の「月に吠える」中なる二三の作品が如き...
萩原朔太郎 「蒲原有明に帰れ」
...戸外で吠える犬の聲から...
萩原朔太郎 「夢」
...ふたたび静かに立って激しく吠える...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...庭でルルの吠える声がした...
久生十蘭 「だいこん」
...例の妖女(ウェーヂマ)が再び吠えるやうに言つた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...はげしく吠える犬の声とが...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...賛同の返事などは虎が吠えるかのやうに物凄いのだ...
牧野信一 「円卓子での話」
...そのう」「鯨も毛物だそうだから吠えるには違いないじゃないか...
山本周五郎 「新潮記」
...俺ア詫びに来たんだ一目顔を――」「それ程、見てえものならば、うぬが生ませた餓鬼だけは、たった今、ここへ連れて来てやるから、背負って帰るとも、殺すとも、好きなように始末をしろよッ」毒舌にまかせて、こう吠えると、権内は、土蔵部屋の戸を開けて中へ躍りこんだ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...胆(きも)と眸(ひとみ)をすえて見るがよかろうぞ!」雷(らい)の吠えるような老公の声に...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索
