...名も知らぬ草木(くさき)の薫(かぐわ)しき花を分けて...
芥川龍之介 「るしへる」
...名も知らぬ灌木(くわんぼく)の叢生した箇処(ところ)がある...
石川啄木 「札幌」
...生徒の方でも目引き袖引きして此の名も知らぬ若い教師を眺めた...
石川啄木 「道」
...態(わざ)と名も知らぬ草の葉に手をつけるが...
薄田泣菫 「茶話」
...名も知らぬすばしこい小動物が...
薄田泣菫 「独楽園」
...名も知らぬその大きな星をながめ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...マリユスはその名も知らぬ老人について自ら矜(ほこ)りを感じた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...名も知らぬ冬木立が鋭い音を立てていた...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...窓外の名も知らぬ大樹のたわわに咲きこぼれた白い花には...
林芙美子 「新版 放浪記」
...通りすがりの垣根で嗅いだ名も知らぬ花の匂いが...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...名も知らぬ成りものが...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...むらがり咲いた名も知らぬ野の花のようなものだ...
本庄陸男 「石狩川」
...陽炎(かげろふ)や名も知らぬ虫の白き飛ぶ橋なくて日暮れんとする春の水罌粟(けし)の花まがきすべくもあらぬかなのごときは古文より来たるもの...
正岡子規 「俳人蕪村」
...陽炎(かげろう)や名も知らぬ虫の白き飛ぶ橋なくて日暮れんとする春の水罌粟(けし)の花まがきすべくもあらぬかなの如きは古文より来る者...
正岡子規 「俳人蕪村」
...名も知らぬが、強いて知ろうともしない...
森鴎外 「雁」
...そんな時でも稀に名も知らぬ小鳥が奇妙な喘(な)き声をするのを耳にとらえるくらいのもので...
蘭郁二郎 「植物人間」
...名も知らぬ灌木林などで埋つてゐるので見た所いかにも荒涼としてゐる...
若山牧水 「樹木とその葉」
...それに混つて何だか名も知らぬ小鳥らしいのの啼くのも聞えて居る...
若山牧水 「比叡山」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
