...あのお慈悲ぶかい吉光御前(きっこうごぜん)様のお住居(すまい)だよ」頓狂(とんきょう)な声をして...
吉川英治 「親鸞」
...すると、浮浪たちも、にわかに丁寧になって、「吉光御前様のところへ行かっしゃるなら、誰か、案内してあげやい」「おらが行こう」竹の棒を持った河童(かっぱ)みたいな小僧が、吉次の側へ寄ってきて、「旅人、案内しよう」「すまないな」「なあに、吉光御前様には、おらたち、どれほど救われているかしれないのだ...
吉川英治 「親鸞」
...その吉光御前というお方こそ...
吉川英治 「親鸞」
...吉光(きっこう)御前からの書面の約束で...
吉川英治 「親鸞」
...そして、吉光御前の、初産(ういざん)の美を、そっと、瞼(まぶた)で想像した...
吉川英治 「親鸞」
...吉光御前の思いやりと...
吉川英治 「親鸞」
...自分の主人(あるじ)、秀衡(ひでひら)は、遮那王を、仏界から下ろして、源氏再興の旗挙げをもくろんでいるのであるし、吉光御前や、有範朝臣(ありのりあそん)は、あべこべに、遮那王が身の終るまで、鞍馬寺に、抹香弄(まっこういじ)りをしていることを、祈っているのだ...
吉川英治 「親鸞」
...吉光御前のやさしい姿を瞼(まぶた)に見た...
吉川英治 「親鸞」
...吉光の前(まえ)が...
吉川英治 「親鸞」
...吉光御前のこのごろのやつれあがりの面(おも)ざしや...
吉川英治 「親鸞」
...範綱は吉光の前の腕(かいな)のうちをのぞきこむのであった...
吉川英治 「親鸞」
...するとまた、吉光の前は、「もう、何か、ものをいうてもよいころではございませぬか」案じ顔にいった...
吉川英治 「親鸞」
...「そうそう」吉光の前へ向って...
吉川英治 「親鸞」
...ありませんでしたか」「いいえ……」吉光の前は...
吉川英治 「親鸞」
...吉光の前も、さけんだ...
吉川英治 「親鸞」
...吉光の前のことばを遮(さえぎ)った...
吉川英治 「親鸞」
...燭(しょく)を寄せて、読みかえしていたが、やがて、吉光の前は、ほっと嘆息(ためいき)をもらして、つぶやいた...
吉川英治 「親鸞」
...面ざしすらにわかに吉光の前に似かようてきたかに見えて端麗(たんれい)を加えたのも変り方の一つであったし...
吉川英治 「親鸞」
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