...可也(かなり)背(せい)の高いお嬢さんだつた...
芥川龍之介 「O君の新秋」
...それだけでも可也(かなり)しやべり悪(にく)い...
芥川龍之介 「講演軍記」
...煙草は可也(かなり)重要な証拠になると思う...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...毛筆で書いてある可也(かなり)大きい字がボーッと融け崩れ始めて...
海野十三 「深夜の市長」
...『櫻は遠く眺めても可也...
大町桂月 「梅の吉野村」
...それ等の可也に不規則な平面的分布が透視法(パースペクチーヴ)といふ原理に統一されて...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...可也(かなり)の距離から来る煤煙に汚れた常磐木(ときわぎ)の枝葉を払いなどしていたが...
徳田秋声 「あらくれ」
...二人が半歳ばかり滞っていた小野田の故郷に近いN――と云う可也(かなり)繁華な都会から帰ってからであった...
徳田秋声 「あらくれ」
...新しい愛執が盛返されて来たようなお島たちはそれでもその月は可也にあった収入で...
徳田秋声 「あらくれ」
...洋風の可也(かなり)な店つきにすると同時に...
徳田秋声 「あらくれ」
...可也(かなり)皮肉な出来事であつたからで...
徳田秋声 「花が咲く」
...その家にも可也ゆつくりした浴場が二つもあり...
徳田秋聲 「佗しい放浪の旅」
...可也(かなり)にこっぴどく殴り合った...
徳永直 「戦争雑記」
...則ち今囘の和協問題の如き其一發現なりといふも可也...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其是非得失を問はずして一も二もなく之れに盲従したりき是れ尚ほ可也貴族院中には...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...茶山が「可也に取つづき出来候覧」と半信半疑の語をなしてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒の世話で「可也にとりつづきゐ申候よし」と云ふ「千蔵」がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二字ヲ辱ムルナクンバ可也(妙才ハ夏侯淵ノ字(アザナ))とあった...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
