...これは『俳句界四年間』と題した俳書堂出版の俳諧叢書のうちに収録してある...
高浜虚子 「子規居士と余」
...と彼はまた竹叢の中から出て窓の処へ往って覗(のぞ)いた...
田中貢太郎 「悪僧」
...……草叢の中で、もうこうろぎがうつくしいしらべをうたうてゐた...
種田山頭火 「其中日記」
...死体の附近二十碼(ヤード)四方の叢(くさむら)や地面を検(しら)べた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...嗚呼コーカサス峯高く千重の叢雲むらだちて下界のひゞきやむところ天上の火を奪ひ來し彼のたぐひか青ぐもの大空翔くる鷲一羽あらしははげし道遠し...
土井晩翠 「天地有情」
...方々に叢(むらが)り咲いていて...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...近所の女の友達と一緒に蟋蟀(こおろぎ)を取ってあるいた寂しい石垣下の広い空地(あきち)の叢(くさむら)の香...
徳田秋声 「黴」
...ところどころに木と草叢とのある原――いくつかの...
直木三十五 「南国太平記」
...暑中休暇の後であつたといふのは庭に射干(ひあふぎ)の草叢(くさむら)があつたので記憶して居る...
長塚節 「開業醫」
...窪地(くぼち)になっているところに投げ出されている叢だったが...
原民喜 「秋日記」
...そこの草叢(くさむら)の中にいたんです...
平林初之輔 「夏の夜の冒険」
...――叢書で出すのは...
堀辰雄 「ランプの下で」
...これその底に毛布を着たように密毛叢生(そうせい)せる故で予の姉などは白粉(おしろい)を塗るに用いた...
南方熊楠 「十二支考」
...水や草叢(くさむら)に棲む蛇は本邦にもあり...
南方熊楠 「十二支考」
...嶮しい空を暗い雲が叢立って北へ北へと飛んでいる...
「海流」
...『採訪南島語彙稿』前にのべた「炉辺叢書」には伊波君のものも二...
柳田国男 「故郷七十年」
...このところ実に錚々(そうそう)たる人材がおのずから叢淵(そうえん)をなして来た観があったが――その中に...
吉川英治 「新書太閤記」
...一叢(ひとむら)の木立と山門が見える...
吉川英治 「源頼朝」
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