...彼の態度には反撥を感じる...
...友達を応援する言葉に反撥が生じる...
...彼女の発言に対し、反撥を覚えた...
...社会の不条理に対する反撥が若者たちに見られる...
...彼のアイデアには反撥がなく、みんなが賛同した...
...吾等人格の獨立は此の如き謙遜を反撥することによつて漸く初まるのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...予(あらかじ)め貴女の処女性反撥力(しょじょせいはんぱつりょく)といったようなものを験(ため)しておきたかったのです」帆村は...
海野十三 「什器破壊業事件」
...私のモラルと反撥する...
太宰治 「親友交歓」
...かう云ふ軍治と幾との間は普通の継母子でもなければ実母子でもなく、相反撥し、又、相引合ふ奇妙な状態であつて、それが軍治に苦痛を与へてゐると同じやうに、幾の中にも絶えず響いてゐるのだつた...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...反撥的に「御自分だつてお爺さんになつてゐる癖に」と遺返すといつた風の人であつた...
徳田秋聲 「佗しい放浪の旅」
...坪井は一種の恐怖と反撥とを覚えて...
豊島与志雄 「死の前後」
...私はなにか反撥的な気持で...
豊島与志雄 「程よい人」
...日本の片よつた狭い思想なぞは受けつけない広々とした反撥があつた...
林芙美子 「浮雲」
...あの人たちがわたしに反撥(はんぱつ)を感じさせるのでなくて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...理不尽な厳しさで監視の眼などをそばだてるので一層彼女の態度が反撥的になるのではあらうが...
牧野信一 「女優」
...学校が学生たちや教師をこんな事でまで圧えつけようとする事に対する反撥は...
「海流」
...文章をファブルがああいう擬人法で書いたのにもダーウィンの文章への明言された反撥がある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...卑俗な学問性に反撥して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それへ妙に反撥するようなものが紀久子の裡に頭をもたげた...
矢田津世子 「父」
...無我より出ずる美とが反撥(はんぱつ)するものであるのを誰も気附くでしょう...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...中国の客の視線は一様に薄青い光で反撥し...
横光利一 「旅愁」
...つよくお顔にまで反撥の色をたぎらせた...
吉川英治 「私本太平記」
...反撥すらするであろう...
吉川英治 「随筆 新平家」
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