「印」の意味
しるし
小説での「印」の使い方
...恵印(えいん)はどうやら赤鼻の奥がむず痒(がゆ)いような心もちがして...
芥川龍之介 「竜」
...その時の私の目に何とも言えぬ美しい印象を与えた...
泉鏡花 「幼い頃の記憶」
...まざまざと母の烙印を見たように思ったのだ...
犬田卯 「米」
...「あれは非常に印象的...
梅崎春生 「狂い凧」
...拇印を押したでないか...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...貴族ですらこの狂った暴君の命令で熱い鉄で顔に焼印を押された...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...犬は売ってくれたがその代り何ともいえぬ陰惨な印象を私の頭に刻み込んだ犬商フリオ・ベナビデスという人間の顔と姿とだけであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...入学証書と云ったような幅一尺五寸長(たけ)二尺ほどの紙に大きな活字で皇帝や総長の名を黒々と印刷したものを貰ったが文句はラテン語で何の事か分らない...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...今日印刷歴史書やその他で本木について書かれる傳記的文章は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...この客観的な手記された又は刻印・印刷された文字を通してこの表現のプロセスを逆に手ぐることによって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ここに新興の印象派を刺戟したり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...此の地方で印刷された驚くべき詩集を...
中原中也 「宮沢賢治全集刊行に際して」
...大方の町人百姓は黒か青の印肉で間に合はせたものです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...口に出して言ふ者もありました」「例へば?」「あの猫又法印などは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...梅雨曇りの午後の空を寂しく映している水溜りをヒョイヒョイヒョイヒョイ除けるようにしてきょうも圓朝は、それが目印の、燃えるように柘榴の花の咲いている下の墓石のところまでたどり着いた...
正岡容 「小説 圓朝」
...次には印半天を着せて...
夢野久作 「怪青年モセイ」
...奇怪なものであるかということを読者に印象せしめ得れば...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...ここにも孔子が打ちあけて物を言ったということを印象するものがある...
和辻哲郎 「孔子」
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