...予はこれをもって前者の運命のはなはだ遠からざるを卜せんと欲す...
大杉栄 「獄中消息」
...そこで太卜(ふとまに)の法で占いをして...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...早稲田専門学校に坪内先生のセークスピヤの講義を聴くことをも一つの目的として高田馬場のある家に寓居を卜した...
高浜虚子 「子規居士と余」
...侍従卜部兼治を召して神下ろしをし...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...終に田端の大龍寺を卜した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...コンクリー卜三階建で...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...縁談を卜ったのかい」「お通夜だって葬式(とむらい)だって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...明神前の卜者(うらなひ)へその意(こゝろ)を解いてもらひに行つた奴――」平次の言葉が終らぬうちに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...本人の不智不徳を卜(ぼく)すべき者なきにあらず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...「勝地居新卜、此期吾自夙」と云ひ、「峨阜棲期自早齢、幽居先夢竹間」と云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...すなはち翌延宝六年戊午(つちのえうま)二月二十一日の吉辰(きっしん)を卜(ぼく)して往生講式七門の説法を講じ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...売卜者の横には、足のとれかかったテーブルの屋台の上に、豚の油が淡黄(うすきいろ)く半透明に盛り上って縮れていた...
横光利一 「上海」
...卜斎は瞬間(しゅんかん)にかんがえた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...異形な男は鼻(はな)かけ卜斎(ぼくさい)であった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...卜斎はからくも引分(ひきわけ)のていで引きさがったが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...また常陸(ひたち)の塚原土佐守卜伝(つかはらとさのかみぼくでん)の名も...
吉川英治 「新書太閤記」
...学問の根柢からすこし考え直す必要をおぼえてきた)卜幽人見又左(ぼくゆうひとみまたざ)はその帰り途で...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...卜伝の子、塚原彦四郎は、父から家督はうけたが、一の太刀の秘伝を遂にゆるされなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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