...私どもの家もおかげで半焼のうき目にあったのでした...
上村松園 「昔尊く」
...だが、結局そう申しましたわけで、家は半焼、私のそれらの物はすっかり焼失し、残ったものと言えば、商売のお茶々の壺ぐらいというさまでした...
上村松園 「昔尊く」
...幾月か半焼の屋根の下に母子して暮しましたが...
上村松園 「昔尊く」
...大半焼け尽しました...
海野十三 「空襲葬送曲」
...ストーブの中で焼かれた半焼屍体(はんしょうしたい)? 一体どうした筋道から...
海野十三 「蠅男」
...あの焼屍体の半焼けの右足の拇指が半分ないのは...
海野十三 「蠅男」
...半焼の死骸(しがい)があった...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...今度は半焼(はんやき)にしたのをもっていってごらんよ...
鈴木三重吉 「湖水の女」
...お前のこと半焼のまゝになんかして置かねえから...
相馬泰三 「野の哄笑」
...仙台は既に大半焼かれ...
太宰治 「たずねびと」
...もっともその後一度火事で大半焼けたけれど...
谷譲次 「踊る地平線」
...空襲で半焼けになった小さな印刷工場を...
豊島与志雄 「落雷のあと」
...どうやら半焼――それも戸棚の中だけですんだというので...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...その高台に建つX大学の半焼の建物はひつそりとして夕暮のなかに見える...
原民喜 「魔のひととき」
...耐らなくなつて半焼けの肉片を一口にほほばつた...
村山槐多 「悪魔の舌」
...半焼となっている内裏の鴛鴦殿(えんおうでん)で...
吉川英治 「三国志」
...半焼け同様なすがたと聞くと...
吉川英治 「私本太平記」
...半焼けになったまま...
吉川英治 「親鸞」
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