...お袋は娘と僕とを半々に見て...
岩野泡鳴 「耽溺」
...それと書く方とを半々にやる...
大杉栄 「獄中消息」
...カッチ語を半々に用いているけれども...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...先日から麦飯――米麦半々――にしたので腹工合が至極よろしい...
種田山頭火 「其中日記」
...その確率は恐らく半々であるかも知れない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...半々なのでございます」お絹の伊勢へ来たのは一人ではありませんでしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...半々に受容れながら...
中原中也 「青年青木三造」
...三度目には半々(はんはん)に両方を見比(みくら)べた...
夏目漱石 「草枕」
...まあ半々位なものだろう...
夏目漱石 「道草」
...その伯父が馬鹿に頑物(がんぶつ)でねえ――やはりその十九世紀から連綿と今日(こんにち)まで生き延びているんだがね」と主人夫婦を半々に見る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...制服私服半々位に...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...重三は受取つてお月樣と夕映(ゆふばへ)と半々に透(すか)して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...重三は受取ってお月様と夕映えと半々に透(すか)して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それから丙が乙と半々...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...期待と危惧が半々に入れまじっていた...
三好十郎 「恐怖の季節」
...第五十粟(あわ)の赤飯普通のお赤飯は誰でも知っていますがこれはササゲ小豆(あずき)一合を湯煮(ゆで)て絞ってその汁へ餅粟五合とお米五合と半々の割で一晩漬けて翌日その汁は絞って捨てます...
村井弦斎 「食道楽」
...稗と米とを半々にまぜたものに限ってハワケという(採訪日誌)...
柳田國男 「食料名彙」
...半々(はんはん)に思い迷って棒立ちとなっている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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