...一升の配給酒の瓶(びん)に十五等分の目盛(めもり)を附し...
太宰治 「禁酒の心」
...米一升に付酒一合の割りで飯を焚く...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...今日の所得(銭十九銭 米二升四合)今日の御馳走(酢鮹...
種田山頭火 「行乞記」
...米一升、酒屋へ、肴屋へ二十四銭払ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...Iさんの部屋で樹明君と三人で一升!樹明君とM老人を訪ねる...
種田山頭火 「其中日記」
...地面に立てて置いといた牛乳の一升瓶が...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...次曰二彌馬升一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...彌馬升を此天皇の御名代...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...田道間守を難升米とするは從ふべし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...片手には大きな螺旋(ねじねじ)の煙管(きせる)を持ち荒い三升格子(みますごうし)の褞袍(どてら)を着て屋根船の中に胡坐(あぐら)をかいていると...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...一昨年の冬にも犬の皮一枚と猟銃と塩一升(いっしょう)だけを身につけて...
中谷宇吉郎 「雪の十勝」
...鍛冶町の升屋のお絹と良い仲で――のろけるわけぢやございませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...燕麦は一升いくらで売ったね?』とか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...故三升家小勝も三度廃業を決意...
正岡容 「わが寄席青春録」
...山主の藤助(とうすけ)に酒を二升(しょう)買ってあるんだ...
宮沢賢治 「かしわばやしの夜」
...二升とこっそり対(む)き合っているこの朝の景色は...
横光利一 「夜の靴」
...「だってお前、おれが一度仕事に行った浜町の砂利場にゃ、平気で一升賭(がけ)をする奴があるぜ」「醤油をか?」「そうよ、一升賭をしちゃ、きっとペロリとやって、そいつに勝たれてしまうんで、誰でも相手にしねえっていうくらい、評判になっている男があるんだ」「おかしいな、それで生きてるかい」「何ともありゃしねえ、毎日砂利場か、深川の佐賀町河岸へ荷揚げに出て来るから確かなものさ」「嘘だろう、どう考えても、醤油を一升も飲みゃ死ぬ筈だ」「だッて、現在、生き証拠があるんだから為様(しよう)があるめえ...
吉川英治 「醤油仏」
...一升五合飲むなら二両賭をしてやろうと言い出しゃアがった...
吉川英治 「醤油仏」
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