...C君の誤りを匡すことのみではなかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...我は素より我心を以て汝が行を匡(たゞ)さんとせず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その時玉(ぎょく)は匡山(きょうざん)の寺へいって勉強していた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿英」
...王朝の頃大江匡衡(おおえのまさひら)は『見遊女序(ゆうじょをみるのじょ)』を書いてこの川筋の繁昌(はんじょう)をしるし婬風(いんぷう)をなげいているなかに...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...その匡救のため国家や社会団体が興す公共土木事業を指す)〕に追い使うか...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...一般的失業による歳入減・所謂匡救費支出・警察費の拡張・軍備費の超越的膨脹・等々の結果から...
戸坂潤 「技術の哲学」
...貴族院を匡濟せむとせば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...今後匡正することの出来る謬りであると考えて...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...社会風規の匡正(きょうせい)や国利民福のためでも好い...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...匡王班四年壬子にあたりて入滅したまふ...
三木清 「親鸞」
...今茲(こんじ)大正六年に東大久保にある伊沢分家では徳五十九、母柏改曾能八十三、姉長(在福山津山碧山未亡人)六十四、子信匡十六、女(ぢよ)たかよ二十九、ちよ二十一、赤坂区氷川町清水氏寓伊沢又分家では信治二十一、母良六十二、姉その(清水夏雲妻)三十四、ふみ二十一、麻布鳥居坂町の宗家を継いだ叔父信平五十七である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この間も工学博士の井上匡四郎君に会った折...
柳田国男 「故郷七十年」
...或いは時代に相応せぬ鄙(ひな)ぶりを匡(ただ)しえない結果になったか知らぬが...
柳田国男 「山の人生」
...匡正したくなる語が方言である...
柳田国男 「雪国の春」
...河内(かだい)の太守王匡(おうきょう)...
吉川英治 「三国志」
...筆を呵(か)して――匡済(きょうさい)の忠はありといえども...
吉川英治 「三国志」
...匡房に倣(なら)って...
吉川英治 「私本太平記」
...この匡衡(まさひら)は漢文(かんぶん)や...
和田萬吉 「今昔物語」
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