...尋常普通の文庫に勝るものがあった...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...無知文盲なる貧民階級に往々縉紳(しんしん)貴族に勝るの立派な人格者を見出す事も稀(まれ)にはあるが二葉亭は強てイリュージョンを作って総ての貧民を理想化して見ていた...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...人生の重大事とて之に勝る者はない...
内村鑑三 「聖書の読方」
...勿論(もちろん)文学美術その他何でも世界に勝るに於て不可なる事は無いが...
大隈重信 「青年の新活動方面」
...如何(いか)なるものの援助もこれに勝るものは無いのである...
大隈重信 「婦人に対する実業思想の急務」
...かえって立ち勝るくらいでありました...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...古きよきヨーロッパに勝るものなし...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...河靈の子にぞいや勝る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...詩才はコレリヂが勝ると思はるゝが...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...記憶が想像より勢いと活気に勝ることにあるという結果になる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...おれとお前の明日の目醒めに勝るやうな幸福な夢はなからうよ!彼は女にむかつて十字を切ると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...少くも閑散無事に勝ること万々である...
二葉亭四迷 「旅日記」
...この種の仕事はシャボーに勝るものはない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...『万葉』の歌は材料極めて少く簡単をもって勝るもの...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...そは不道徳先生の道徳談に勝ること万々なれど...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...きのう来た時と勝るとも劣らない化粧をこらした顔を窓に向け...
宮本百合子 「或る日」
...開成山辺が工業都市に成って行く勢のひどさは野原が工場町となった変化に勝るとも劣らないらしく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...桔梗さまに勝るお方を...
吉川英治 「平の将門」
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