...地形に変化が多いと機は動揺する...
谷譲次 「踊る地平線」
...それ故此の変更によってカントに基く認識論は少しも動揺するものではない...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...批評がこの枢軸の周りを動揺することは避け難い...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...ラジオ放送化によっていつかは動揺する時を有つだろう...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...あれの気位が根柢から動揺するのはぜひもないことだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...何といってもいまさら動揺することはすなわち狼狽(ろうばい)することである...
中里介山 「大菩薩峠」
...その動揺する家屋から...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...遽(にわ)かに人々の動揺する姿を見た...
原民喜 「死のなかの風景」
...動揺する林を注意深く窺いいたり...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...フロイドの学説に動揺する心理のよりどころを見いだし...
宮本百合子 「現代の主題」
...他日動揺する恐れのない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その変化に従って動揺するからでなくて何であろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...動揺するけはいもみせなかった...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...動揺する自分の気持に...
山本周五郎 「竹柏記」
...甲斐は少なからず気持が動揺するのを感じた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その顔面筋肉には何ともいえない焦燥(いらだ)たしい憤懣の色が動揺するのを私は見逃さなかった...
夢野久作 「戦場」
...それでも塩野は動揺する中でまだカメラのシャッタを切っているらしかった...
横光利一 「旅愁」
...それはまた新来文化に驚異の眼を見張った推古時代の日本人の動揺する心と相通ずるであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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