...倉地は勇み立つようにしてまた土の上にしゃがみこんだ...
有島武郎 「或る女」
...いふに黄金丸も勇み立ちて...
巌谷小波 「こがね丸」
...勇み立つてゐる子供達の好意を無にする氣にもなれなかつたのでそれに乘つた...
高濱虚子 「横山」
...明日は國に歸れると言ふので勇み勇んで嶮しい高い山路を登つた...
田山花袋 「歸國」
... 150亂れて空に舞ひのぼる――衆人互に勇み合ひ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 365快鞭馬に加ふれば勇みて兵車曳き走り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...常勝の威を振ふべく勇み戰ふ技を知る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其數は敵に劣るも奮然と勇み戰鬪こゝろざす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...奮戰苦鬪果すべくいたく奪ひて勇みたち...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アテーネー――既にこの事望みたる神女勇みて颯爽と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼の江戸の法庭に――刑場に赴くや、新郎の新婦の筵(えん)に赴くほどにゆかざるも、猛夫の戦場に出るが如く、勇みたりしなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...前途の新しい生涯のことを考えると勇みをなさないではおられません...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんまり勇み足になってはいけませんよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...其時には滿載された兵卒が一時に勇み出して汽車がひつくりかへる樣な勢ひであつた...
長塚節 「開業醫」
...思う存分やれるというものだわ」と、勇み立ちながら、タヌが、ナポレオンの方を見ると、ナポレオンはぐったりと柵にもたれ、肋骨(ろっこつ)の浮き出した横腹に波打たせしきりに咳込んでいるので、「見れば見るほどお気の毒さま見たいな牛だわね...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...われもわれもと勇み立った...
牧野信一 「鬼涙村」
...西宮市立高等女学校校歌自(みづか)ら春の園に入り花を作るも勇みあり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...勇み矜(ほこ)らぬはなかった...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
