...かえってきびきびした遒勁(しゅうけい)の口語脈に変じたことを喜ぶ...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...いわゆる浅草絵の奔放遒勁(しゅうけい)なる筆力は椿年よりはむしろ隆古から得たのであろう...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...晩年には益々(ますます)老熟して蒼勁(そうけい)精厳を極めた...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...晩年はスッカリ枯れ切って蒼勁(そうけい)となった...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...風は未だにかなり勁く...
太宰治 「狂言の神」
...彼に當りし勁箭を別の道にと外らしめぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...分裂時代思想の後勁たるの觀あれども...
内藤湖南 「學變臆説」
...深く、勁く、冷たい水流を徒(か)ち渉る...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ドビュッシーよりはリアリスティックで技巧はもっと精微(せいち)であり簡勁(かんけい)でもあった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...勁抜(けいばつ)の一文はソールズベリー卿の論文をそッくりそのまま借用したものに過ぎぬ...
久生十蘭 「湖畔」
...簡勁の語多く冗漫の語少し...
正岡子規 「俳人蕪村」
...これは、これまで私の頂いた数多いよい手紙の中でも、一層ねうち深いものであり、伝えるものも深く、そして勁い...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...実質には雄勁なものが一貫している作品ですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ある時はカッタツで勁い自由画になったり...
三好十郎 「恐怖の季節」
...咲いたばかりの花のような勁(つよ)さ)清水 ……やあ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...風勁(つよく)、浪又高...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後ろの反対の壁にある干網の雄勁な屏風絵の方を振り返った...
横光利一 「旅愁」
...雄勁(ゆうけい)で...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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