...自分の魂を劬りながらその問題を育てゝ行くであらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...もともと仕事に無理をして来て自分の体を劬ってやらなかった報いだと諦めたが...
上村松園 「健康と仕事」
...帆村にかわって糸子を劬(いたわ)った...
海野十三 「蠅男」
...心の傷を劬(いたわ)りかばうようにと力(つと)めたが...
徳田秋声 「あらくれ」
...不幸者を劬(いた)わるような態度にかえって...
徳田秋声 「仮装人物」
...急に劬(いたわ)ってくれるようにもなった...
外村繁 「夢幻泡影」
...とにもかくにも劬(なだ)めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...劬られゝば劬られる程またそれにあまへて...
水野仙子 「道」
...劬られるのを欲し...
水野仙子 「道」
...いつもそれを劬(いたわ)らねばならず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...傷のあとなど劬っているから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こんな仕合せな気もちでいられるのも元をただせば内儀さんの劬(いたわ)りに負うところが多かった...
矢田津世子 「神楽坂」
...庇(かば)ったり劬(いたわ)ったり...
山本周五郎 「さぶ」
...一種の尊敬と劬(いた)わりの態度でおなつに接した...
山本周五郎 「契りきぬ」
...おれの愛と劬(いた)わりでいっぱいにしていたとしたら...
山本周五郎 「つばくろ」
...思いがけない劬(いた)わりをみせて呉れたりしたが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...了解と劬(いたわ)りをこめた頷きのようにみえた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その慰めや劬りの中に...
山本周五郎 「やぶからし」
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