...同時に二人あるいは三人の異性を恋い慕い得るという剛の者の存在をも私は聞き及んでいるからである...
太宰治 「チャンス」
...君たちは誰かからこのように言われると、ことに、私のように或る種の札(ふだ)つきみたいに見られている者から、こんなことを言われると、上品を装った苦笑を伴い、太宰先生のお説によれば、私は貪婪、淫乱、剛の者、大馬鹿先生の一人だそうであるが、などと言って軽くいなそうとする卑劣なしみったれ癖があるようだけれども、あれはやめていただく...
太宰治 「如是我聞」
...階段の上に薄い灯りがさして李剛の声がする...
林不忘 「安重根」
...李剛の声 張さんですね...
林不忘 「安重根」
...李剛のと二本で舞台すこしく明るくなる...
林不忘 「安重根」
...505かくて衆軍堅剛の腕の力を推し進む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...最剛の武者も憂愁抑へ得ず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...君いま脚をらしてこゝに至剛のものを呼べ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...さすがの剛の者もそれにはほとほと弱つたが...
中勘助 「銀の匙」
...そこの真中で四人の剛の者が...
中里介山 「大菩薩峠」
...宇治山田の米友ほどの剛の者が...
中里介山 「大菩薩峠」
...誠に柔剛の二面を兼ね備へた紙として...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...金剛の尖鋭さを消化して華麗味としたものかとも考えられる...
夢野久作 「能とは何か」
...――鬼をもひしぐ剛の者も...
吉川英治 「私本太平記」
...むしろその寡黙や沈剛の風を愛するのではございますが...
吉川英治 「私本太平記」
...過ぐる千早金剛の大戦中...
吉川英治 「私本太平記」
...もう一名は福間彦右衛門とよぶ大剛の武士である...
吉川英治 「新書太閤記」
...三年間も勝ちつづけたという剛の者とあって...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
