...剛情(ごうじょう)に敷瓦を見つめていた...
芥川龍之介 「将軍」
...剛情で我儘で浮気で嫉妬(やきもち)で其上に少々抜けてる醜面(すべた)を当てがつて懲らしてやるが好いのさ...
内田魯庵 「犬物語」
... 145アキルリュウスの剛勇に次ぎて敬ふ彼の友...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...剛気の爺さんは、此まゝ楽隠居で朽果つるを嫌(きら)った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...また小石川金剛寺坂下(こいしかわこんごうじざかした)の下水を人参川(にんじんがわ)と呼ぶ類(たぐい)である...
永井荷風 「日和下駄」
...それと並行する金剛寺坂(こんごうじざか)荒木坂(あらきざか)服部坂(はっとりざか)大日坂(だいにちざか)などは皆斉(ひと)しく小石川より牛込赤城番町辺(あかぎばんちょうへん)を見渡すによい...
永井荷風 「日和下駄」
...文化のはじめより大田南畝の住みたりし鶯谷(うぐいすだに)は金剛寺坂の中ほどより西へ入る低地なりとは考証家の言ふところなり...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...ぼくの祖父はたいへん剛胆だつたこと...
仲村渠 「すらんらん集」
...剛化させる力はないものであろうかという問題が浮び出る...
新渡戸稲造 「自警録」
...剛(こわ)いもの...
新渡戸稲造 「自警録」
...紅玉島金剛石砲台の上で...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...川口直属の山田剛と定りし由...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...この日城攻め合戦剛猛の事に吉(よ)し...
南方熊楠 「十二支考」
...漱石の金剛草の話...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...抜いただけで人が斬りたくなる剛鉄の妖気だ...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...剛復(ごうふく)な曹操は...
吉川英治 「三国志」
...雨露に汚れた柿いろの篠懸(すずかけ)を着て、金剛杖を立て、額(ひたい)に、例の兜巾(ときん)とよぶものを当てていた...
吉川英治 「親鸞」
...「この厳(おごそ)かな聖地で、気まぐれなどと、勿体(もったい)ない」相手の権之助が、何も知らずにいったにせよ、その曲解を甚だ畏(おそ)れるもののように、彼は、徒然(つれづれ)の腹ごなしに箒(ほうき)など持っていたのではないことを弁明に努めて、「あなたは、この金剛寺へは、初めてのお詣(もう)でか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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