...素戔嗚は如何に剛情を張つても...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...ひとり石火矢の下に剛情にもひとり城を攻めてゐる...
芥川龍之介 「二人の紅毛畫家」
...剛(きつ)い言葉一つ懸けられずに育つた為めか背丈だけは普通であつたけれども...
石川啄木 「二筋の血」
...剛気(がうき)の者雪を掘(ほり)てみるに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...李剛と別れたままの朝鮮服の安重根が...
林不忘 「安重根」
...「こいつ剛情な奴だなと言ひながら打ち下した錘が竹刀のほとりに止まつたかと思ふうちに竹刀はぎり/\と卷かれた...
長塚節 「撃劍興行」
...剛情で始末におえぬ硬骨漢(こうこつかん)であったが...
新渡戸稲造 「自警録」
...彼の人物と同じく粗剛で...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...それが過ぎると、剛情で、野卑で、ひねくれて、陰険で、手に負えないようになってしまいました...
久生十蘭 「キャラコさん」
...吉田の大親分さんも来られるということだし、山下剛一親分、長井久吉親分、花田準造親分、それに、ドテラ婆さん、……それから、玉井さんの方は、大庭春吉親分、田中光徳親分、三崎国造親分、……」「わあ、親分の展覧会やなあ...
火野葦平 「花と龍」
...つい一松斎の足下にひれ伏した雪之丞――粗朴剛健で...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...オックスフォード大学の博物館に蔵する金剛尊は三猴を侍者とすと記し...
南方熊楠 「十二支考」
...生れつき剛毅(ごうき)で...
吉川英治 「三国志」
...六波羅陥落の報が金剛山のふもとを驚かせたのは...
吉川英治 「私本太平記」
...金剛山の上にこもっていた公卿なので...
吉川英治 「私本太平記」
...ここへ来ては金剛千早の日の古傷(ふるきず)もあわせて痛んでいたかもしれない...
吉川英治 「私本太平記」
...その剛胆無双をもってみずからもゆるす風が常々の起居にもあって...
吉川英治 「新書太閤記」
...壇の背後の廚子中に秘蔵された執金剛神(しゅうこんごうしん)も同じく塑像で...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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