「剃」の意味
髪やひげをそること
小説での「剃」の使い方
...頬から今日剃つた顎にかけて撫ですと...
有島武郎 「半日」
...小使が自分の子供の頭を剃っている最中であった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...時々剃られるんだ...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...妻をめとらず髯を剃らず...
太宰治 「お伽草紙」
...彼はなおゆっくり構えこんで髯を剃り初めた...
豊島与志雄 「裸木」
...お堂のわきの障子のたつてるところへいつて「お頼み申します」といつたら「はい」といつて頭を青青と剃つた若い坊さんが顔をだした...
中勘助 「銀の匙」
...急に剃刀の手を止めた女の面(かお)が美しいものになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...危げに使つて居た剃刀の手を止めて一寸舌を出して見せた...
長塚節 「おふさ」
...外の剃刀ではいけないんだと言つてゐましたが」「――」「呼びませうか?」「いや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...眉(まゆ)の剃跡(そりあと)がやゝ薄くなつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「この剃刀の減りやうでは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...安全剃刀のなかつた時代...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...くぼんだあごには数日間剃っていないひげがごわごわだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...一ト月も二タ月も顔には剃刀もあてず頭は蓬々として鳥の巣のやうであつたとは云へ...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...峻厳な茶色でくまどられた鷲鼻の隠者の剃った丸い頭の輪廓とその後にかかっている円光のやや薄平たい線とが...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...板前の徳さんか」「あたしもう剃刀(かみそり)を持たなくってもよくなったの...
山本周五郎 「さぶ」
...剃刀(かみそり)の如く冷たく鋭く見えた...
吉川英治 「剣難女難」
...耳盥(みみだらい)や剃刀(かみそり)などがそなえてあった...
吉川英治 「私本太平記」
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