「刺す」の意味
鋭いもので突き通す
小説での「刺す」の使い方
...叔父さんの硬い皮膚を刺すことは出来やしないよ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...――大型時計の上部に喧(かまびす)しく鳴るベルをとめようと手をかけると一緒に刀がはずれ出て胸を突き刺す...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
......
武田祐吉 「古事記」
...見ように依ってはリョウマチの患者が骨を刺すような節々の痛苦をじっと我慢している時の表情に似ている...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...怖ろしい刺すような痛みを脇腹に感じるのです...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...それからまたわざわざ剣で刺すような面倒なことをしたのかしら」「そしてわしは不思議に思つていました」とブラウン神父……「なぜ剣で心臓を突き刺して殺しておきながら...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...夜風が肌を刺すようだ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...家中(いえじゅう)にわめく蚊の群は顔を刺すのみならず...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...お滝を刺す人間はない筈だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後ろから首筋を刺すくらゐの暇はあつたのだ」「?」「左吉松の死顏は穩かで笑つて居るやうだつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...前から刺すのは大變な腕前の下手人ぢやないか」死骸の胸をはだけて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...懐剣を抜き、自ら胸を刺す...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...研究会で顔を合せるだけでそのたびに徹男さんの私を見つめる眼つきは益々突き刺すようになるだけで...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...それらはわたしを刺すから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...鼻を刺すような地酒を...
山本周五郎 「留さんとその女」
...まことに妖気肌を刺すものがある...
吉川英治 「三国志」
...それは辺りの肺腑(はいふ)をも刺すような劈(つんざ)きのまに...
吉川英治 「私本太平記」
...眼を刺すような霜の白さである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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