...どんなに利己的な態度をされても...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...それを僕の利己的な気持から逃亡を勧めたばかりに...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...それにはむしろ利己的なものがある...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...文学に於いては絶対に利己的なるダンディスムを奉じ...
太宰治 「もの思う葦」
...十二の使徒のそれぞれの利己的なる崇敬の念をも悉知(しっち)していた...
太宰治 「もの思う葦」
...紛らされていた利己的な思念が...
徳田秋声 「あらくれ」
...馬鹿げた傲慢(ごうまん)心と恋心よりもいっそう利己的な心とのゆえだと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の自由が脅かされてるという利己的な考えのうちに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...無口な利己的な人物で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...実は非常に利己的な考え方が...
中谷宇吉郎 「抗議する義務」
...且つ利己的な人間かということがわかる...
久生十蘭 「湖畔」
...利己的な心から發生したものです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼が利己的な人間であるためであるよりも...
三木清 「人生論ノート」
...私の意志は実にしばしば利己的な打算が紡(つむ)ぐ網の中に捲(ま)き込まれてしまうのである...
三木清 「人生論ノート」
...政権をとることが自分の党の利己的な利益と一致した外のあらゆる政党と全くちがう...
宮本百合子 「共産党とモラル」
...浅い趣味の茶人たちや利己的な商人の介入ほどこの窯に毒を流すものはあるまい...
柳宗悦 「小鹿田窯への懸念」
...それはすなわち強者の利己的な唯我独尊(ゆいがどくそん)の対立状態をよいとすることになろう...
矢部貞治 「政治学入門」
...世の中なんて利己的な奴ばかりだ』彼は如何(いか)にも慨嘆(がいたん)に堪えない...
蘭郁二郎 「自殺」
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