...リボーは名前から判ずると...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...この兩樣の態度の差別によつて人格の善惡を判ずることは決して不可能のことではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...正邪を判ずるに先つ(マヽ)て純不純を思ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...機の先後を判ずるに於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...孔明の死を判ずるというような例は...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...この二つのものもまた普通の対照と同じく同類連想の部に属すべきものと判ずるにしたところで...
夏目漱石 「思い出す事など」
...読み手の心持で判ずるよりほかに手のつけようのない場合がいくらでもあります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...鮑(あわび)ッ貝か何かなら恋と判ずるが――」「冗談でしょう」「菱餅じゃ古歌にもないとよ」「ほんとうに何とか判じて下さいな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...常識と修養と共に一場の試驗を以て其優劣を判ずること難きに拘はらず...
原勝郎 「貢院の春」
...繊細を好む者単に繊細を見て雅俗を判ずるを知らず...
正岡子規 「俳諧大要」
...この一冊の画を見ても慥(たしか)に判ずることが出来る...
正岡子規 「病牀六尺」
...蝉が鳴く聲を聽いて蝉は何と云うて鳴いて居るかと云ふことの意味を判ずる...
松本文三郎 「印度の聖人」
...然るところ昔海だった証左のまるでない高山にもこの藻がありかつ風で運ばれ行くべき性質のものでないからどうしても海から山へ登ったと判ずるのほかない...
南方熊楠 「十二支考」
...予の言を法螺(ほら)と判ずる人もあろうが...
南方熊楠 「十二支考」
...たやすくその童身か否かを判ずる力ぐらいは持つものとも知った...
南方熊楠 「十二支考」
...右翼か左翼かどちらかだと判ずる観念が...
横光利一 「欧洲紀行」
...鮮少な遺品から判ずると当時の造形美術は驚くべき高さに達していたはずであるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...賦役令の物産の名から判ずると...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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