...それで当然の帰結として永劫観念は根拠のないものだということになり、宇宙は無限の過去から存在しているのではなくて、初まりがある、すなわち創成されたものでありその際に物質もエネルギーも成立したものであるということになるのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...熱蒸氣の大噴出を以て初まり...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...お兼みちの初まりは兩がはに植ゑ付けたやうな杉と檜の木とで大抵のながめはふさがれてるが...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...初まりの思いつき...
岩野泡鳴 「猫八」
...初まりは來いとゆたとて行かりよかのんしと言つて居りました...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...」子供と葉子のあいだに文学談が初まり...
徳田秋声 「仮装人物」
...まず困窮な下層市民から初まり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...同郷の豪傑の友人の点数を貰いに行ったのが初まりさ...
中谷宇吉郎 「冬彦夜話」
...庭仕事の相間(あいま)に初まり...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...機縁とは何であるか? 何処が初まりで...
松永延造 「職工と微笑」
...事の初まりは、私が彼の落した財布を送り達(とど)けてやったと云う些末な点に過ぎない...
松永延造 「職工と微笑」
...友達と一所に遊びにいつたのが初まりで...
三木竹二 「いがみの権太」
...是が茶の初まりだと日本で聞いたと...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...我々の生活の初まりの時期...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...次の馬の舞踏会の最中に騒ぎが初まりそうなのを心配して...
夢野久作 「暗黒公使」
...出来るだけ読者の閑暇を潰せるように競争して書いたのが初まりだという説明を聞くと...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...それが新聞を見た初まりで...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...お前はまだきまりが悪いとみえる」狒々(ひひ)の動作が初まりました...
吉川英治 「江戸三国志」
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