...納豆(なっとう)の糸を引いたような切れ目から...
梅崎春生 「幻化」
...そうかと思うと急にその切れ目から顔を現わして...
海野十三 「恐しき通夜」
...そこは賑(にぎや)かな夜店街の切れ目だった...
海野十三 「火葬国風景」
...唇の切れ目の上には鼠のような粗(あら)い髯(ひげ)が生えているところが鼠くさいと感じたことがあった...
海野十三 「軍用鼠」
...唇の切れ目の上には鼠のような粗い髯が生えているところが鼠くさい!」と書いたが...
海野十三 「軍用鼠」
...四かくな切れ目がついているのを見つけました...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...四かくな切れ目から...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...僕の推理の環に一寸した切れ目が残っていたのです...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...君の留守中に部屋へ忍び込んであの鏡を覗いて見さえしたのです」「一寸待って下さい」私は河野の言葉の切れ目を待ち構えて...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...こらいよいよ秀逸にきまったぞ」話の途切れ目をまたひとしきり激しくなりまさる風雨の音...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...手もちぶさたのあまりにはその切れ目へ指先をつっ込みながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...またシャンヴルリー街につけられてる狭い切れ目を別にすると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さっきお話ししました雲のあいだの円い切れ目から...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...ときおり林の切れ目から薄赤い穂を出した芒(すすき)の向うに浅間の鮮な山肌をのぞかせながら...
堀辰雄 「菜穂子」
...歌の切れ目で静かに突き降ろすのであつた...
牧野信一 「毒気」
...切れ目の長い一重(ひとえ)まぶた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...たまらない苦痛の切れ目切れ目に往来させながら...
夢野久作 「死後の恋」
...圓蓋(まるやね)の窓のやうな切れ目が其處此處に出來て...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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