...息も切れ切れにかう言ふのです...
芥川龍之介 「河童」
...」その切れ切れなことばと共に...
芥川龍之介 「偸盗」
...しかも切れ切れに叫ぶのを聞けば...
芥川龍之介 「藪の中」
...切れ切れな言葉で葉子と最後の妥協を結ぼうとする病床の母――その顔は葉子の幻想を断ち切るほどの強さで現われ出た...
有島武郎 「或る女」
...小母さんは切れ切れな園の言葉を聞くと...
有島武郎 「星座」
...今は切れ切れになった鋼索(こうさく)が...
海野十三 「宇宙戦隊」
...相手が悪い……」と窘(たしな)めるような声が切れ切れに聞えた...
海野十三 「深夜の市長」
...切れ切れの声で救いをもとめた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...』シャルパンティエイ夫人の口から出た証言は、息も切れ切れ、途切れ途切れで、小さな声で話すもんですから、言葉のよくわからんところもありましたが、吾輩、夫人の発言を逐一速記しておりましたので、これに間違いはありません...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...ずっと切れ切れなものであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...窓の外を飛び過ぎる切れ切れの景色...
豊島与志雄 「轢死人」
...「どうしたら好いか――それを思うと――一さん」切れ切れの言葉が...
夏目漱石 「虞美人草」
...投げられた霊魂は世界の四方をめぐる剣の渦まきに切れ切れにひきちぎられた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「浅瀬に洗う女」
...兩方の罵聲の中から切れ切れの言葉を拾つて總合して見ると...
三好十郎 「肌の匂い」
...いずれ又そのうちに……どうぞ宜(よろ)しく……」と切れ切れに云い云い玄関に出て...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...切れ切れに挨拶をした...
夢野久作 「暗黒公使」
...切れ切れに記憶に残っているだけであった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いまだ武蔵野の切れ切れが残っていた...
吉川英治 「柳生月影抄」
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