...わたしの剣は鉄でも切れる...
芥川龍之介 「三つの宝」
...息が切れるんだとさ...
芥川龍之介 「路上」
...内部からはち切れるやうに湧き出て来る命の力は...
有島武郎 「お末の死」
...』と息が少し切れる...
石川啄木 「鳥影」
...此事が協(かな)はないと恋路の綱が切れるやうに心配して帰つた...
内田魯庵 「犬物語」
...いつもの通り話が跡切れると又句を作る...
高濱虚子 「俳諧師」
...一種の内在主義を脱し切れるものではない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...この供給が一日でも途切れると彼れ等は手を拱(こまぬ)いて飯を食うよりほかに何等の能もない凡人になってしまう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どうかしたら、お村は短刀を二本用意して居て、よく切れる方を、何處かへ捨てたと考へられないことはありませんが、お村は水槽(みづぶね)から這ひ上がると、裸體のまゝで眼を廻したのですから、そんな物を持つてゐなかつたことは明かで、水槽はその日のうちに血潮の交つた水を流して、鹽磨きにして洗ひ清めたのですから、もう一本の短刀を水中へ捨てゝ來なかつた事も明かです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その金をそっくり人様にお渡しする約束がございました」お嘉代は少し息が切れる様子でしたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いやもうはち切れるほどの大入りだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...はっきりとそうばかりでもないといい切れるだろうか...
宮本百合子 「女の自分」
...そこで切れる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...やったことは低いには低くても卑劣と云い切れるものでないという風になるらしい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...夜具の裏が切れるなんて面白い...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...同時にすべての部分が切れるということも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...誰でも下駄の鼻緒が切れるとハッと思う...
夢野久作 「暗黒公使」
...おい! おれは切れる刀を差しているんだからな」と...
吉川英治 「神州天馬侠」
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