「分く」の意味
区別する、分割する
小説での「分く」の使い方
...これを吹き分くるなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...其誠に優美な調子とを聞き分くる事が出來るならば...
石川啄木 「葬列」
...五所川原駅からガソリンカアで三十分くらい津軽平野のまんなかを一直線に北上すると...
太宰治 「帰去来」
...口を半分くらいひらいてこっくり首肯(うなず)き...
太宰治 「パンドラの匣」
...十五分くらいのものかも知れない...
太宰治 「美少女」
...刺身包丁を取り上げて魚屋の盤台の鰹(かつお)の片身から幅二分くらい長さ一尺近い細長い肉片を巧みにそぎ取った...
寺田寅彦 「KからQまで」
... 250われ汝らのおのおのを身分くることを得べからず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...こういう道を通って行きさえすれば大通りへ出るのに道程が半分くらい近くなる...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...これから御話をする事はこの三四頁の内容に過ぎんのでありますからすらすらとやってしまうと十五分くらいですぐすんでしまう...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...長く書くと六寸三分くらいにかける」他人なら酒の上で云うべき事を...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...お孃樣のお絹樣も半分くらゐは召上がりましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さつさ押せ/\と猪牙(ちよき)がゝつた言葉に人波を分くる群もあり...
樋口一葉 「たけくらべ」
...豕の眼は細いが風の方向を仔細に見分くるのであろう...
南方熊楠 「十二支考」
...もう五分くらいしかないので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...昼間も体を半分くらい穴から突き出していた(畑井博士その他による)...
武者金吉 「地震なまず」
...「しかし半分くらい似ていないか...
室生犀星 「童子」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...本間君は専売局の女工という女工の半分くらいまでの名を知っていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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