...彼は自信たっぷりで出鼻をくじかれた...
...相手の意図を見抜いて、出鼻をくじいた...
...いい加減な態度をとったため、出鼻をくじかれた...
...出鼻をくじかれないよう、慎重に行動する必要がある...
...出鼻をくじかれるような状況に陥らないよう、計画的に進めよう...
...断崕(だんがい)の出鼻に降り積もって...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...」大いにとっちめてやるつもりであったのだが、竹さんからつまらぬ藤娘なんてお土産をもらって、出鼻をくじかれ、マア坊に対してうしろめたいものさえ感じて意気があがらず、憂鬱(ゆううつ)にちかい気持でこの洗面所に来てみると、マア坊が、あんまりなまめかしかったので、男子として最も恥ずべきやきもちの心が起り、つい、あらぬ事を口走って、ただちにマア坊に糺明(きゅうめい)せられ、今は、ほとんど駄目(だめ)になった...
太宰治 「パンドラの匣」
...この厳粛な式の出鼻を挫いてケチをつけたわけだが...
戸坂潤 「社会時評」
...ところがこの『お若いかた』は透かさず相手の出鼻を折っぺしょった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...わたしはこういう事態に出鼻を挫かれたような形だった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...そうして彼等はその町の出鼻のところで...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...出鼻をぶっ倒された猛牛は...
中里介山 「大菩薩峠」
...せっかく意気込んだ出鼻をこれに挫(くじ)かれたのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...岡の出鼻から突然船が現れた...
長塚節 「隣室の客」
...大きな石塊のごろごろしてゐる出鼻のところには黒い杭にあたる波が白く砕けてゐて...
原民喜 「潮干狩」
...出鼻を過ぎると向岸には同じやうな恰好の黒い格子の二階建が三四軒並んでゐたが...
原民喜 「潮干狩」
...そのむこうに細かく建物のつまった出鼻の山の景色が見える...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...こいつは出鼻を挫(くじ)かれたかな」主馬はさらに三杯...
山本周五郎 「山彦乙女」
...陣地に着いても四、五日ほどは、疲労しきっていて物の用に立ちますまい」「――が、いずれ敵は、長陣を覚悟のうえで、十重二十重(とえはたえ)にこの城をとり巻こう」「ですから、その用意の調わぬうち――また長途のつかれも癒(い)えぬうちに――それがしが部下の猛卒をひッさげて奇襲を行い、まず敵の出鼻に、大打撃を加え、しかるのち下城(かひじょう)の関羽と掎角(きかく)の形をとって、一縮一伸、呼応して敵に変化のいとまなからしめる時は、彼の大軍は、かえって、彼の弱点となり、やがて破綻(はたん)を来たすことは明らかではありませんか」張飛の言を聞いているとまったく陽気になってくる...
吉川英治 「三国志」
...どうも出鼻がまずかった...
吉川英治 「私本太平記」
...聟の短慮からお味方の出鼻をくじき...
吉川英治 「新書太閤記」
...出鼻に不覚を取ってしまう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...こちらが出鼻の誤算を取ってしまうような例が往々ある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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