...パッと森を出離れて...
江戸川乱歩 「火星の運河」
...出離生死(しゆつりしやうじ)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...高知市を出離れて少しゆくと友の一人は右手の丘の上にある小社を指して...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...早くも出離(しゅつり)の心を起したのは誠にこれ法然道理の聖(ひじり)であると慈眼房叡空は随喜して...
中里介山 「法然行伝」
...法然房に出離の道を尋ぬべしというお示しを受けたというので都へ上って法然の教化を受けて念仏の行者となった...
中里介山 「法然行伝」
...千住を出離れたが...
久生十蘭 「奥の海」
...もうプラットフォームを出離れて...
二葉亭四迷 「平凡」
...出離れた丘の頂きを遠く遙かに下に見て...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...二工場地帯をすっかり出離れて了った郊外まで行って...
細井和喜蔵 「モルモット」
...今少しで林を出離れようとした時...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...のちにはそれを出離の因縁とし...
柳田国男 「山の人生」
...出離生死(しゅつりしょうじ)の妄迷を出て彼岸(ひがん)の光明にふれたい大願に他(ほか)ならない...
吉川英治 「親鸞」
...そうした暗黒の彷徨(さまよい)から出離して...
吉川英治 「親鸞」
...出離(しゅつり)の縁かと覚え候……...
吉川英治 「日本名婦伝」
...あれですか」「町中を出離れてから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...やがて立ち上って門さきを出離れ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...人生の惨苦に刺戟せられて真に出離の人となったものもあったに相違ない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...これは出離得道のためには一切無用だと思う...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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