...芽の出始める春先に雀(すずめ)がやって来て傍からその芽を摘んでしまうせいでもあることを発見して以来...
谷崎潤一郎 「細雪」
...論文が出始めたのは...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...火球が酸化のためにどれくらいの温度になった時に火花が出始めるかを見るのは一寸厄介である...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...その側から先に火花が出始めるかという疑問が起る...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...急にはけ口を得て迸(ほとばし)り出始めたような感じを周囲に与えておられた...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...先生の随筆が次ぎ次ぎと中央公論に出始めたのは...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...声が漸く本調子出始め気持よく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...冬の持病である散歩の出来ない病気が出始めて...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
...乳が出始めるので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...日本における哲学書の出版に新しい時期を画した岩波の『哲学叢書』が出始めたのは...
三木清 「読書遍歴」
...六月八日新聞は少しずつ出始めた...
横光利一 「欧洲紀行」
...自働車が出て呉れねばよいがと思つたがこれは又しつきりなしに出始める...
横光利一 「悲しめる顔」
...実にこの知性というヨーロッパの問題が出始めて以来というものは...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...藩の御困窮を開く一つの途だ)と云って激する者が出始めていたのであった...
吉川英治 「鬼」
...出始めるとまた、容易におさまらない咳であった...
吉川英治 「源頼朝」
...今度岡倉一雄(おかくらかずお)氏の編輯で『岡倉天心全集』が出始めた...
和辻哲郎 「岡倉先生の思い出」
...柳の芽が出始めて以来...
和辻哲郎 「京の四季」
...『新生』が出始めた時分に...
和辻哲郎 「藤村の個性」
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