...出ばなをくじかれた形で...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...その人が年をとつてからの思ひ出ばなしに...
長谷川時雨 「下町娘」
...娘ざかりは山茶も出ばなの色ふかく...
樋口一葉 「花ごもり」
...その出ばなを挫(くじ)くように云った...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...わたくしの思い出ばなしを聴いて戴(いただ)こうと思いましてね」かな女はしずかに云った...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ふと思い出ばなしが出ると...
吉川英治 「大岡越前」
...亡き関羽や張飛の思い出ばなしを侍臣に語った...
吉川英治 「三国志」
...またはその日の予想(よそう)や往年(おうねん)の思い出ばなしなどで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...彼の口上(こうじょう)の出ばなをヘシ折った...
吉川英治 「新書太閤記」
...合戦中の思い出ばなしを...
吉川英治 「新書太閤記」
...「出ばなに、指揮者を亡(うしな)った敵の松田隊は、その一部は北の麓(ふもと)へ、残る一部は友岡附近にある友隊と合したようにござりまする」「光秀ともあろうものが、なぜこの高地を左様にあっさりと抛棄(ほうき)したろうか」「おそらく、彼とても、かほど迅速にとは思い得なかった結果でしょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝入(しょうにゅう)のおもい出ばなしに夜を更(ふ)かした...
吉川英治 「新書太閤記」
...義父(ちち)の思い出ばなしだけは...
吉川英治 「新書太閤記」
...当夜の思い出ばなしのうちに語られている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...源九郎様へお目通りしたくございません」「そう出ばなを取られては」と...
吉川英治 「源頼朝」
...もう関ヶ原の役も五年前の思い出ばなしに過ぎない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...これからという若い出ばなを滅茶滅茶にされたようなものだ……...
吉川英治 「宮本武蔵」
...丈八郎が一角の出ばなを薙(な)いだ...
吉川英治 「無宿人国記」
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