...処々(しょしょ)に放射状を為すは...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...処々に泥土さへ着きて...
石井研堂 「元日の釣」
...処々に馬を脱(はづ)した荷馬車が片寄せてある...
石川啄木 「鳥影」
...一団(ひとかたまり)づゝ処々に咲き乱れてゐる...
石川啄木 「鳥影」
...野生の石楠花(しゃくなげ)が処々に咲いている...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...魂を失つた人間の多いのを私は処々(しよ/\)に見る...
田山録弥 「墓の上に墓」
...社会が処々に作ってる淀みのなかの...
豊島与志雄 「意欲の窒息」
...処々に繋ぎとめられてる小舟が...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...長押の処々に輝いてゐた釘かくし...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...僕達が漸く其の広々した庭園を(処々秋の木の葉の散つてゐる)――眺め始めた時に……十二時が鳴つて...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...あの長い歌詞の処々を口吟んで見ると...
牧野信一 「変装綺譚」
...処々経めぐりながら終に四国へ渡つた...
正岡子規 「犬」
...何万年の永い間には処々水面から顔を出したり又引っ込んだり...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...何万年の永(なが)い間には処々(ところどころ)水面(すいめん)から顔を出したりまた引っ込(こ)んだり...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...街道にはまだ処々に水溜りがあった...
矢田津世子 「凍雲」
...処々の山の口に小さな祠(ほこら)があり...
柳田国男 「海上の道」
...その周囲の場内の平地の処々に真黒く...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...処々(ところどころ)乱痴気騒(らんちきさわ)ぎが初まっている...
夢野久作 「爆弾太平記」
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