...彼は、凡俗な趣味を持っている...
...彼女は、凡俗な衣服を身に着けていた...
...その小説は、凡俗な内容だった...
...私は、凡俗な生活に嫌気がさしている...
...彼の発言は、凡俗な人々の間で共感を呼んだ...
...わが貧しい凡俗の胸を尺度にして...
太宰治 「右大臣実朝」
...あるものはただ垢と、凡俗と、アジア風の生活ばかりです……僕はあまり糞眞面目な顏が、おそろしくもあれば嫌ひでもあります...
太宰治 「津輕地方とチエホフ」
...わが貧しい凡俗の胸を尺度にして...
太宰治 「鉄面皮」
...――飾ってある家具類や絵は至って平凡な凡俗なものばかりでしたが...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...人の凡俗さや欠点を見てとって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...左なきだに凡俗社会の実際を見れば...
福沢諭吉 「女大学評論」
...その後の繁栄のコースを生きつつ凡俗なイギリス社会の風潮とヴィクトーリアという女性との交互の形成を描かないと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ジイベル凡俗どものあの面白がりようはどうだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...しかし凡俗をして小人より遠ざかり...
森鴎外 「古い手帳から」
...まだ小人より遠ざからない凡俗は政のために不利である...
森鴎外 「古い手帳から」
...思想上に Aristoteles の凡俗政治が説かれ...
森鴎外 「古い手帳から」
...またその思想や主張までが凡俗なもののように取扱われがちである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...隠れて凡俗の眼には入らぬものと...
柳田国男 「海上の道」
...落ちて来るのを見向きもしないでスタスタと実験室に引返(ひきかえ)すという変りようだからトテモ吾々(われわれ)凡俗には寄付(よりつ)けない...
夢野久作 「難船小僧」
...これを羨みこれを慕う凡俗の群は...
夢野久作 「鼻の表現」
...翻々(へんぺん)と落葉する――それを見るのとなんの変りもない平凡事にすぎますまい」「われわれは凡俗です...
吉川英治 「三国志」
...かれは衆愚凡俗をも愛した...
吉川英治 「新書太閤記」
...霊水に凡俗を浴せしめ凡界を洗うの信念が無ければ仙人は鶴と類を同じゅうせる生物に過ぎない...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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