...ただ与えられた諸可能態の内の一つを除く凡てを...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...吾々の感官の対象であり従って又経験の対象である限りの一切の事物の凡て...
戸坂潤 「科学方法論」
...併し同一でないと云っても凡ゆる意味に於て共通でないならば縦えそれが或る思惟の機能を云い表わすにしても空間直観と質的幾何学との間に働くものであるか否かは全く不明である...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...凡ての出来上っている諸問題をば同じ資格を有つ隣人として公平に待遇しようとするならば...
戸坂潤 「性格としての空間」
...併し凡そ方法というものはそれがどういう種類のものであるにしても...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...▲凡そ聡明な人物は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...また――(あえて言い得べくんば)――その人のうちに凡庸さを許し得ないほど...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...娘は平凡な生活をしていて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」「まあ何だね、凡てを忘れて、自由に飛び廻る……とでも云うのかしら...
豊島与志雄 「裸木」
...深い安らかな心の光りで凡てを眺めた...
豊島与志雄 「二つの途」
...凡(すべ)て人生はさほど慕うべきものかどうかも疑問である...
西田幾多郎 「我が子の死」
...これは非凡のきりやうでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...茶道具の汚なさも非凡です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...左なきだに凡俗社会の実際を見れば...
福沢諭吉 「女大学評論」
...私が人に向つて斯んな類の意見を口にするなど凡そ途方もない出来事に違ひなく...
牧野信一 「老猾抄」
...芝ニ石芝木芝肉芝菌芝アリテ凡ソ数百種ナリ云々」(漢文)の語がある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...凡ての人間は自己をイデーをもつて充す單なる影または幻である」...
三木清 「歴史哲學」
...みなこれ凡眼の愚夫...
吉川英治 「三国志」
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