...ものごしの凛々(りり)しい去来と一しよに...
芥川龍之介 「枯野抄」
...川上機関大尉のあの凛々(りり)しい顔であった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...更に又健やかにして凛々の 515勇を奮ふを喜べり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...凛として、決意に満ちた表情だ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...凛々(りり)しき黒目がちの...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...オペラは欧洲の本土に在っては風雪最(もっとも)凛冽(りんれつ)なる冬季にのみ興行せられるのが例である...
永井荷風 「帝国劇場のオペラ」
...一月廿二日寒氣凛烈一船底を破りきと傳ふものありければ利根川や八十河こめて...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...平次の聲は凛(りん)として響きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...醜いか、よッぽど怖(こわ)らしいだろう」と冗談にしてハグラかすと、少女は気を入れた真顔で、「恐ろしいことなどありますものか、凛々しくて、お立派にさえ見えますわ」と仔細らしく頷いてみせた...
久生十蘭 「湖畔」
...しきりにとみこう見するが勇気凛々(りんりん)たるところがない...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...帰国の暁には勲章をやるぞと、優渥なるお約束をつかわされ、また、ひょッとしたら大臣の位まで賜わるべき筈の手前らを、あろうことか、早や御忘却になるなどは、日ごろ御聡明なる殿下として、有り得べからざることなのでございまして、されば、手前らは……」皇帝は顔を引き緊めると、凛然たる声で、「うるさい、貴様は何者だ」と、また大喝する...
久生十蘭 「魔都」
...かすれた声にも凛とした響が加はつて来た...
平出修 「計画」
...凛冽(りんれつ)という文字のぴたりはまるもので...
山本周五郎 「新潮記」
...凛乎夏猶寒...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...かならず生捕りにせずにはおきません」姜維の言は壮気凛々(りんりん)だった...
吉川英治 「三国志」
...そちたちの命(いのち)をくれよ」凛々(りんりん)たる勇姿(ゆうし)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...凛(りん)という...
吉川英治 「新書太閤記」
...凛々(りり)しい髪止めをし...
吉川英治 「日本名婦伝」
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