...自分の中に立籠る寂しさ冷たさ固さが少かつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...水の冷たさが腿(もも)から腹にしみ渡って来る...
寺田寅彦 「笑い」
...或る近づき難い冷たさを持っていた...
豊島与志雄 「反抗」
...体じゅうにしみ渡った冷たさとすっかり五体をうずめた白色の不安とが今なおそのまま私の感覚に残っている...
永井隆 「ロザリオの鎖」
......
中原中也 「在りし日の歌」
...骨身にこたへる程の冷たさだつた...
林芙美子 「浮雲」
...急に凍(こご)えるように冷たさを感じ始めた...
葉山嘉樹 「セメント樽の中の手紙」
...そんな感じではない、寧ろ冷たさうな、何でも突つ放してゐる見たいな……」「どつちでも好いさ...
牧野信一 「痴日」
...私をムツとさせた程の冷たさが含まれてゐた...
牧野信一 「妄想患者」
...朝涼も夕涼もまだ少ないこのごろながらも身に冷たさのしみ渡るもののある気がして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...岩から沁み出る清水の冷たさも加わって...
室生犀星 「蛾」
...」私は冷たさもしらないで雪の上をとんとん踏んだ...
室生犀星 「幼年時代」
...女たちも冷たさを誇ったところで何にもならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...台湾の基隆沖を流れている潮の冷たさは...
柳田国男 「故郷七十年」
...また大理石の新しい冷たさの上を這い廻った...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...夕方の冷たさが肌を襲つて来た...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...おそろしい冷たさに感じられてくるのだ...
吉川英治 「八寒道中」
...手足の指の痛むような冷たさと...
吉川英治 「八寒道中」
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