「冤」の意味
無実の罪
「冤」の例文(場面別)
- 司法・裁判彼は冤罪で10年間服役したが、DNA鑑定で無実が証明された。
- 歴史的事件松川事件は戦後日本を代表する冤罪事件の一つとして知られる。
- 職場トラブルパワハラの冤罪をかけられそうになったが、録音データで身の潔白を証明した。
- 刑事ドラマ「このアリバイが崩せない限り、お前が冤罪で終わるのは明白だ」と刑事が迫った。
小説での「冤」の使い方
...富田博士の冤罪(えんざい)を...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...冤謫(ゑんてき)懆愁(さうしう)のあまり讒言(ざんげん)の首唱(しゆしやう)たる時平大臣(しへいのおとゞ)を肚中(とちゆう)に深く恨み玉ひしもしるべからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...僕が殺したというのは冤罪(えんざい)です」呉侍御は朱の言葉を信(まこと)にできないので訴えた...
田中貢太郎 「陸判」
...此のくらい馬鹿々々しい冤罪(えんざい)はない...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...」これは少し冤罪(えんざい)であった...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...さし当(あた)り白の冤は霽(は)れた様(よう)なものゝ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...其の藩の爲めに冤枉を伸べる意氣込で書いたものとは同一に見られない...
内藤湖南 「維新史の資料に就て」
...きっと讐(かたき)をとってやります」飛んだ冤罪(えんざい)を蒙(こうむ)ったものだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...知事躬(みずか)らその冤訴を聴き公平の処分をする...
南方熊楠 「十二支考」
...「冤罪(えんざい)のために...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この雪冤(せつえん)の文を作った外崎さんが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...さてこの洗冤(せんえん)を行(おこな)った後(のち)にこういっている...
森鴎外 「渋江抽斎」
...冤罪(えんざい)で殺される忠臣が続々という有様だ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ご冤罪(えんざい)は拭(ぬぐ)われて...
吉川英治 「三国志」
...きっと冤(あだ)を報じなければなりませぬ……」また...
吉川英治 「三国志」
...しかし冤(えん)を恨んで深く郷藪(きょうそう)に隠れた彼...
吉川英治 「三国志」
...そして遂に冤(むじつ)として放免せられた事件があったが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...城主父子の冤罪は解けたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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