...平門の小冠者を誅するは目前にありとは...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...白い手拭を間深かに冠(かぶ)って...
伊藤左千夫 「姪子」
...平常は大屋台を冠って多数の雇人を遊ばしておくのが多いので...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...盛装した女王の衣冠(いかん)の趣(おもむき)がある...
高浜虚子 「別府温泉」
...蛇の冠についている宝玉を持って埠頭(はとば)へと...
ラビンドラナート・タゴール Rabindranath Tagore 宮本百合子訳 「唖娘スバー」
...そんな時にはきっと料理場で菰冠(こもかぶ)りの飲口を抜いてコップで酒を呷(あお)ったり...
徳田秋声 「足迹」
...羅馬法王の冠はどうだい...
夏目漱石 「虞美人草」
...蝙蝠冠兵衛は間もなく鈴ヶ森で獄門になりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今度の事件――佐渡屋に覆(おお)い冠(かぶ)さる呪いの手は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お高祖頭巾(こそづきん)を冠(かぶ)つて居たので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...月桂冠を一つかけてやったうえ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神童」
...花冠にしたから冠といふ意味が正しき由...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...「だがその冠ぢや...
宮原晃一郎 「拾うた冠」
...普通の人の偉大さを少しも越えない帝王に冠している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その記念と思ってドウゾこの帽子を冠って下さい」お祖父様は...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...「この頃は学校生徒が無暗に鳥打帽を冠るので困るよ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...ふわりと宙(ちゅう)へおよがせて冠桜(かんむりざくら)の根瘤(ねこぶ)のあたりへ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...冠山(かむりやま)の城主――加茂(かも)...
吉川英治 「新書太閤記」
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