...わたしたちの馬車は數分間止まつて馬に水を飮ませた後、再び旅をつづけ、ある曲角(まがりかど)をまがると、小ざつぱりとした邸宅の見えるところへ出た...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...後者は無味にして平淺なる人生を如實に再現することによつて所謂「人生の眞」を表現せむとするからである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...正統のミカドなる後醍醐天皇を再び王位におつけしようとする戦争で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...下半期(しもはんき)の輸出超過(ゆしゆつてうくわ)の時期(じき)に又(また)再(ふたゝ)び之(これ)を取返(とりかへ)すことが出來(でき)れば...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...私はこれほど再び世間の物音に近づいた現在が...
「草藪」
...ひよつこり双之介さんに再会して夢のやうに感じた...
種田山頭火 「行乞記」
...八月一日再び関門へ...
種田山頭火 「其中日記」
...再び富海に下車して海に浸る...
種田山頭火 「其中日記」
...ポルジイ中尉が再びウィインの交際社会に現われたと云うことが一つである...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...泥土(でいど)で再び風俗を作り出す...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...再び口をつぐんだ...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...再び前のとおりきわめて静かに歩きだした...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...再会を約した日が今日となつてしまつたがこの私の衰へ様は如何だ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...再び、私は、前と同じく空(むな)しいこと乍ら、それが何處から來たか問うてみた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あえて再びいうが花嫁入水...
正岡容 「我が圓朝研究」
...親戚僚属は頻(しきり)に再び娶(めと)らんことを勧めたが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...さきごろ、みゆるしも待たず、急遽、六波羅を出てまいりましたのも、もしその果断を取らなかったら、今日の勝利もなく、尊氏は弟直義を失い、都は北条遺臣軍の包囲を見、天下の再乱、君のおん大事は必至と、憂えられた以外、何の私心でもございません」「ごもっともじゃ...
吉川英治 「私本太平記」
...そちは恒良(つねなが)と親王(しんのう)尊良(たかなが)とを陣中に奉じて北国にて再起を図(はか)れ...
吉川英治 「私本太平記」
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