...どっちかといえば、内気な、鈍重な、感情を表面に表わすことをあまりしない、思想の上でも飛躍的な思想を表わさない性質(たち)で、色彩にすれば暗い色彩であると考えている...
有島武郎 「私の父と母」
...それに民子はあの通りの内気な児でしたから...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...内気な教授は後方(うしろ)にまはつて見た...
薄田泣菫 「茶話」
...内気な、勉強家の二、三の学生に対してだけは、にこにこする...
太宰治 「花吹雪」
...二十歳の三郎は神妙な内気な青年になっていた...
太宰治 「ロマネスク」
...内気な性質らしく...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...彼女の物静かな内気な足おともしなかった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「嫁入り支度」
...寡言(ことばすくな)にして何事も内気なる浪子を...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...悪気のない内気な養女が...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...内気なはにかみやで...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...内気な恥かしがりからもきている...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...ちょっとしたことにも恐れをいだく内気な小娘だった彼女は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...十四母は内気な性分なので平生(へいぜい)から余り旅行を好まなかった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...小股の内気な運び工合は実に天下一品だ……この歩み工合だけでも...
野口米次郎 「能楽論」
...長時間の遅くまでの労働から何の喜びもない家庭へと帰ってゆく内気な若い娘たち...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...内気な私はそのためにおばあさんを苦しめるような事までしようとはしなかった...
堀辰雄 「幼年時代」
...二十五だというのにお酌みたいに初々しい内気な女であった...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...しかし内気な一知は...
夢野久作 「巡査辞職」
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