...今日の沖縄語ではカカイモンと申します)をも兼ねるようになりました...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...お兼みちの初まりは兩がはに植ゑ付けたやうな杉と檜の木とで大抵のながめはふさがれてるが...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...お兼の碑出來て、鹽原に新しき名所を加へたる也...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...廿日、己卯、今日仰下されて云ふ、京進の貢馬のことは、其役人面々に、逸物三疋を以て、兼日用意せしめ、見参に入る可し、選び定むることは、御計ひ有る可きなりと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...周囲の人に気兼ねして...
寺田寅彦 「柿の種」
...あの酒保兼盗人の仲間にはいっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一階の天井兼(けん)二階の天井である...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...父は肉屋に旅籠屋(はたごや)を兼業し...
野村胡堂 「楽聖物語」
...さすがの私も見るに見兼ねました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...町内の衆の言ふ事にこれんばかりも間違ひはない」平次は自責の念に堪へ兼ねた樣子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五日も經つて下手人の匂ひのあるのさへ擧げ兼ねたとあつちや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前はそんな事をポン/\言つて宜いのか」平次は我慢がなり兼ねました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兩替も兼ねて居るといふ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お待ち兼ねでございました」と...
林芙美子 「浮雲」
...奉仏兼大婬で高名な則天武后親(みずか)ら上東門外に迎えたほどの傑僧で...
南方熊楠 「十二支考」
...彼をよく知る九条兼実(かねざね)さえ...
吉川英治 「日本名婦伝」
...当所の知事兼道の邸を...
吉川英治 「源頼朝」
...あの、色の生(なま)ッ白(ちろ)い武士(さんぴん)を乗せてよ」「知らねえ」「ふざけるな、相棒の兼に、聞いて来たんだ」「あいつ、もう、しゃべったのか」「ふてえ奴だ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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