...別な仕事を兼業してゐなければならない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...二つながら兼ね具えた物語を創作するつもりでいた...
太宰治 「玩具」
...製氷会社と土地会社を兼ねた事務所があったりした...
徳田秋声 「縮図」
...兵隊に出て居る自家(うち)の兼公の噂も出よう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一條禪閤兼良の日本紀纂疏といふのも神代の卷だけの註を書いたもので...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...」と兼太郎は酔った揚句(あげく)の相手ほしさに...
永井荷風 「雪解」
...御列席の方々も其方(そのほう)の来るのを待兼ねじゃ」「遅れましてなんとも申しわけがござりませぬ」「遠慮致さず...
中里介山 「大菩薩峠」
...あわよくば国主大名にも出世し兼ねまじき路が開かれたのだろうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...坂の上で振り返つて見たら芋俵を馬に積んで來た兼次の親爺が持つて居た手綱を放して後押してくれたのである...
長塚節 「芋掘り」
...五十を越してからさすがに倅久三郎の前に気を兼ねて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...到頭切り落し兼ねたまゝで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...餘程切り出し兼ねたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...気に入りの女中のお兼が...
林不忘 「あの顔」
...若し出来兼ねたら...
宮本百合子 「偶感」
...それに師匠の家にいる兼(かね)さんという男...
森鴎外 「渋江抽斎」
...お兼の云った言葉をまねてみた...
山本周五郎 「青べか物語」
...ミッセスが最前からお待兼(まちかね)です...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
...両者を兼ねなくてはならぬ...
和辻哲郎 「孔子」
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