...昨日に至り愈公判開始の決定となり其決定書は午後六時木名瀬典獄の手を經て被告等に交附されたり...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...痩躯(そうく)鶴のような典獄さんと...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...典獄が犯人(一六)事件の発見者が犯人(三)事件の記述者が犯人(七)幼年または老人が犯人(一二)不具者...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...しばらくして典獄室へ呼びつけられた...
大杉栄 「獄中記」
...(典獄はこの学友の親爺と言ってもいいくらいによく似ていた)そのせりふめいた怒鳴り方の可笑しさを噛み殺して答えた...
大杉栄 「獄中記」
...典獄や看守長はそんなことをしても無駄だと言わんばかりのことを言って...
大杉栄 「獄中記」
...私は典獄の室のつぎの小さな室に入れられた...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...典獄の注意をひいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...果して夕刻書物など持ちて典獄の処に出(い)で来るようにと看守の命あり...
福田英子 「妾の半生涯」
...典獄署長ら居並(いなら)びて...
福田英子 「妾の半生涯」
...そこで典獄は二重になっているドアに...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...なぜ典獄(てんごく)がわたしたちを中へ入れることをおっくうがったかそのわけがわかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...典獄(てんごく)なにが始まったかと思って...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...矢島優善は浦和県の典獄になっていて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...まだ浦和県出仕の典獄であった優善を訪うと...
森鴎外 「渋江抽斎」
...たちどころに典獄の首を刎ねてしまった...
吉川英治 「三国志」
...これ兵変のある凶兆(きょうちょう)である」そして彼は、典獄を通して、主君の袁紹に会うことをしきりに――しかも、火急に嘆願したので、折から酒をのんでいた袁紹は、何事かと、面前にひかせて見た...
吉川英治 「三国志」
...典獄もいっていたが...
吉川英治 「三国志」
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