...店の方の実入りが思わしくないということや...
有島武郎 「星座」
...而も同じ問題に関するフランスや英国の刊行物に入っている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...友人なんか仲に入つて百五十円とか手切金を遣つたさうだ...
石川啄木 「鳥影」
...やがて新しく番茶の土瓶が運ばれたりして雑談に入ったが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「いや些(すこ)しばかりでお気の毒だな」「恐れ入ります...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「幻想」
...岩国屋(三〇・中ノ上)朝風呂に入れて下さつたのはありがたかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...こういう新しいものを人形芝居に取り入れることについては異存のある人が多いようであるが自分はそうは思わない...
寺田寅彦 「生ける人形」
...軍勢群れたつ中に入り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...再びこれを元どおり書物の中へ書き入れるため新たに考案して書き上げねばならなくなったとする...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...甲州に入っての勤番支配の権威は絶大というべきものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...大家の寮へ留守番代りに住んでゐるせゐらしく――これは後でわかつたことですが――中へ入つて見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その松崎と云う男が九州から出て来て緒方の塾に這入(はい)り...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...――ちょいとこちらへ入らしって...
室生犀星 「童子」
...いわゆる竜宮入り民話の単なる一致だけならば...
柳田国男 「海上の道」
...器の中には何も入っていなかった...
吉川英治 「三国志」
...そんな孫どもや子息やまた、それにつながる係累(けいるい)の救われない生活ぶりを眺めていると、太政入道は、時にひとり憤(いきどお)ろしくなって、「いっその事、天譴(てんけん)があらわれて、こんな痴児(ちじ)はみな、海嘯(つなみ)に攫(さら)われてしまえ」と、世の為に憂うることもままあったが、時しもあれ、九月下旬、兵衛佐頼朝、其後モ生存アツテ、武総(ムソウ)ノ隅田河原ニ陣シ、千葉、上総、甲信、武相ノ諸源氏ヲ語ラヒ、兵員三万余騎ト聞エ、ソノ勢(イキホヒ)逐日(チクジツ)熾烈(シレツ)...
吉川英治 「源頼朝」
...そこの山ふところに駈け入ったままもうどこにも見あたらなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...このまま涅槃(ねはん)に入るかのようじゃ」手枕をかえた機(しお)に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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