...良心の麻痺を免れるから...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...アテンにおける最も優秀な人たちが彼らの哲学上の意見に対する刑罰(死罪)を免れるために次々に亡命したという史実を読んでみていると彼の賛歎されたアテンの文化というものがはなはだ妙なものに思われてくるのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この数年はこの義務の獄を免れるために努力しました...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...わずかに飢餓を免れるもの二万五千と報ぜられた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...野火に逢つた時には手元からも火をつけて先に野を燒いてしまつて難を免れる方法である...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...臆病者の責は免れると思つた...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...時の流れの影響力から免れることはできなかった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...この場合象が気違い扱いを免れる方法はただ一つしかなかった...
寺田寅彦 「解かれた象」
...この困難を免れるには...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...作者の犀利な観察眼から免れるを得ないが...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...退屈を免れるのに...
平田禿木 「趣味としての読書」
...暗殺は免れると思います...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...その煩悶を免れる手段は固(もと)より「現状の進行に任せる」よりほかはないのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...死を免れるために...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし誰一人(ほのお)を免れるものはない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...他の人たちが「この世の苦労を免れる唯一の港だ」とか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしはすべてこのような心づかいを免れることができる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...幸いに死はこれによって免れるとしても...
柳宗悦 「民藝四十年」
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