「免れる」の意味
災いなどを避ける
小説での「免れる」の使い方
...アテンにおける最も優秀な人たちが彼らの哲学上の意見に対する刑罰(死罪)を免れるために次々に亡命したという史実を読んでみていると彼の賛歎されたアテンの文化というものがはなはだ妙なものに思われてくるのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ルパンは逮捕を免れることが出来たのだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...災難を免れる唯一の妙法は...
高神覚昇 「般若心経講義」
...お前さんにはまだ私のような運命を免れる機会も望みもあると云うことを教えて上げるためにやって来たのだ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ようやくのことで免れるのである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ビルディングの中の金庫の中にだいじにしまってある品物でもこの天外から飛来する弾丸の射撃を免れることはできないわけである...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...夫人は告発されることを免れることとなったのだ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...之を免れる道は、今云ったこの結果の他にはなかったのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...今のように自分で勝手に解決するという恐ろしい苦痛を免れることができるからだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その時代の批判を免れることが出来ない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...退屈を免れるのに...
平田禿木 「趣味としての読書」
...その中に欠員が出来てムリな復校だけは免れることが出来た...
平山千代子 「転校」
...死を免れるために...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...個物の直觀に代へるに概念の思惟をもつてすることによつて我々は一々の個物を相手にするといふ不經濟から免れることができる...
三木清 「認識論」
...一方はその確実な死を免れる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...此桜の花を見て来た者は地獄の責苦を免れるであらうと...
柳田國男 「信濃桜の話」
...火事の災難を免れるという言い伝えなどは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...この種の事故を免れることは出来ない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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